気になる親知らずの話:抜くべき?残すべき?│新潟駅万代でインプラントに特化した歯医者なら小野歯科クリニック(新潟駅から徒歩7分)
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2025.04.01

気になる親知らずの話:抜くべき?残すべき?

 

こんにちは。院長の小野です。
この時期に多くの人が悩むのが花粉症。

 

鼻がムズムズしたり
目がかゆかったりと
非常に厄介です。

 

さて、
お口の中の厄介といえば
親知らず」。

 

親知らず=抜かないといけない
というイメージをお持ちの方も
多いかと思います。

 

 

なぜ、親知らずは”厄介もの扱い”される?

 

同じ永久歯でありながら、
なぜ親知らずだけが
抜くようにすすめられるのか
疑問に思う方も多いでしょう。

 

その理由は、
親知らず特有の生え方にあります。

 

親知らずは通常10代後半から20代前半にかけて
他の永久歯が揃った後に生えてきます。

 

さらに、お口の中で一番奥に位置するため
まっすぐに生えるスペースが足りず、
横向きや斜め向きに生えたり、
歯ぐきに埋まったままになったり
することが少なくありません。

 

 

 

他の永久歯に比べて
さまざまなトラブルを引き起こすリスクが高いため、
これらを未然に防ぎ、
お口全体の健康を維持する目的で
抜歯をすすめられることがあります。

 

 

親知らずがこんなトラブルのもとに!

 

では、実際に親知らずがあると
将来どのようなトラブルを
引き起こしてしまうのか、
その代表例をご紹介します。

 

・歯ぐきの炎症・腫れ
親知らずが正常に生えないと
歯と歯ぐきの間にすき間ができ、
食べかすやプラークが
溜まりやすくなります。

 

その結果、歯ぐきがたびたび炎症を起こし、
ひどくなるとあごの下や喉のあたりまで
腫れが広がったり、
口が開きにくくなったり
することがあります。

 

・むし歯や歯周病、口臭
親知らずは一番奥にあるため
歯ブラシが届きにくく、
磨き残しも多くなります。

 

 

 

そのため、他の永久歯に比べて
むし歯や歯周病になりやすく、
さらに口臭の原因にもなります。

 

・他の永久歯への影響
横向きに生えた親知らずは、
その手前の永久歯を圧迫し、
むし歯や歯根吸収(歯の根が溶かされる現象)
引き起こすことがあります。

 

放置すると親知らずだけでなく、
健康な歯まで失うリスクが高まります。

 

 

親知らずは必ず抜くべき?

 

正常にまっすぐ生えていて、
かみ合わせも問題なく、
しっかり磨けていれば
無理に抜く必要はありません。

 

親知らずの抜歯には、
処置後の痛みや腫れなど
少なからずリスクを伴うため、
慎重な判断が求められます。

 

まずは抜くことのメリットとデメリット
歯科医師とよく相談し、
自分にとって最適な選択をしましょう。

 

 

親知らずのリスクを知り、定期的なチェックを

 

親知らずの生え方や状態は
人それぞれで異なるため、
まずはレントゲン検査などで
自身のお口に潜むリスク
知ることが大切です。

 

 

 

親知らずの状態を
定期的にチェックしながら、
将来のトラブルに備えていきましょう。

 

 


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